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出来事から感じられる大切なメッセージを描いたオリジナル短編小説シリーズ『if... ~もしも~』『Why?』を不定期執筆中。現在Twitter ikokoro & ikokoro_bookを発信中。ミニ短編だよ。(^^;)140以内なの!
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本当は言葉など無いのかもしれない
普通の人間の目には見えないけど
不思議な偶然が連鎖的に起こる瞬間
私達は腑に落ちない気分になりますが
それは必然であり
何かの力を心のどこかで感じ受け取っているのです

そんな出来事を認識し受け入れられる小さなきっかけとして
今回は趣向を変えて、その瞬間へ、あなたをご招待しようと思います。
"見守る存在"の視線を感じてみてください。

■  ■  ■

scene#10 未来に答えが… で描かれたシーン…

今まさに、悲しみに包まれビルの屋上にたたずむ少年
それと同時に
遠い海辺の海水の中に足を入れ始めている心を見失った女性

地球のあちらこちらで葛藤や苦しみの声が絶えずおき
その響きは地球を包み込んでいるようでさえあります。

しかし、それぞれの人生の1シーンの片隅では
何かを人間に気付かせようと
飛び回りうごめく存在が…
大きな活動している存在が常にそこに…

その存在…
それは正体を見せることは出来ない
ただ急を要する状況の時だけ大きく動くことができる。
偶然と言う名の下に・・・
 
それだけではない
人間の願いや想い、葛藤
そんな声に必ず耳を傾けてそばにいる
それでも
存在を人間に気付かれてはいけない
そこには
その世界のルールがあるから。

人は、その姿を見せると求め頼ってしまうから
自由意志の決断や判断を失ってしまうから
弱さを克服する為に
自信を得て創造へと向かう姿を見守らなくてはいけない。
人間の尊厳、偉大さを大切にしなくてはいけないから

それさえも自由だからと
何かに判断を委ねてしまう人間もいる
悲しいかなそれも自由
何かに委ねたり駆け引きなど
そうすると本当の心の中の自由と尊厳は失われ
いつまで経っても想像から創造へとは向かうことは出来ない。

すぐに閉塞感と絶望の世界に入ってしまう人間
それを避ける為
その存在は
人間の叫びを聞き飛び回っている
いつも・・・
わからないように・・・
それでも、その動きや存在に気がつく人間がいる

そう
気付くことが得意な人間が・・

偶然は必然で、すべてに何かの力が影響していることを
そして必要だから起きて不必要な事は起きないと知っている人間が
その何かを探求して見つけ出そうとする人々もいる
それでも、この世界の魅力的な部分に惹かれ
それ以上進めないようになっている

しかし
たまに、そこに魅了され続けることなく
執着もせず、人としての尊厳を手にして
目に見えない世界を旅する人が登場する

それは素晴らしい反面
一つ間違えてしまうと悲劇が起こる。
思い詰めた人間が、今まさにビルから飛び降りようとしている時
本人に気付かせようとしてももう遅い
全身"無力さ"や"悲惨"なエネルギーで包まれ手に負えない。
そうなる前に、どれだけ手差し伸べても受け入れられる状態ではなかった。

そんな時
その存在が使う手段
それが『勇気のある人間』
『正義感ある人間』
心、魂が美しいことが条件
(だから、小さな子供や生き物も該当する)

身近にいる、そんな人間を探すことから始まる。
しかし現代ではなかなか見つからない
正義感が強く勇気がある人がいないのだ・・・
何よりも、行動できなくては始まらない
そして言葉を使えなくては伝えられない。
スピリチュアルブームの渦中の人や
精神世界の仕事を生業にしている人を使うことも出来る
しかし、これもメッセージによる誘導にのようなもの
こんな急を要する事態には使えるはずはない

そしてやっとの思いで
その人間を見つける

人を動かすのは緊急時だけ…
特別なを装う
斜め前のマンションに住む女性しかいなかった。
今回は間に合いそうだ!
実は…そこには大掛かりな作業がある
それぞれの力には限界があるから
得意不得意があるように・・・

動かす人間を見つけた後は
窓の外に意識を向けるように何かを起こさなくてはならない。
大自然で偶然と言う形
空と言えば風
風を強く起こせばドアを締め切られてしまう。
そこでそばにいた鳩を使うことにした。
動物のほとんどは本能で、その存在を知っていた。
たまに猫に追いかけられることがある。
鳩の影を使って何度か女性の窓へとサインを送ってみた。
2度目でやっと気がついた様子だった。

女性は窓越しに少年を見つめていた。
心の中で気になり始めているのが伝わる
後は彼女の判断に託してみる
しかし気になっても行動を起こしてはくれない。
痺れを切らした存在は、自然をつかさどる力に頼み風を使ってみた。
風は外から窓を伝い風鈴を揺らす…
そして音を出す。

女性はその音とともに少年に眼をやる
やっと気がついてくれた。
その後は彼女に任せるしかない!
見守りつつ任せる。
彼女には勇気があった
直観力も正義感も正しさもあった。
人は攻めないが自分自身を攻める癖があった。
正義感が強く行動力が強いから・・・
認められない自分に腹を立てていることが問題
でも、心の中には葛藤が常にたまっていた。
"自分自身へのどうしょうもない気持ちが…"

そして
動き出す彼女。
その存在は、そっと見守っていた。
その瞬間が来るまで・・・
女性は非常階段を駆け上がり
ドアを開けた途端に今までの心の葛藤があふれ出してきた。
何しにココへ来たのか?すら忘れるほど・・・

そして
その、ある存在の大きな力さえも及ばなかった無力感に沈む少年の塊 
そんな少年の気持ちが見る見るうちに
驚きと疑問へと変化して行った。
その知らない女性の話を聞く姿勢
それは受容という姿に変わる
またたくまに変化するのがその存在にはわかっていた。

hato3.jpgもうしばらく
彼女の自身の為にも心の内を噴出してもらおうと
胸の辺りと喉の辺りに意図した力が加わる…
自動販売機で必然的に買われた缶コーヒー2つ
それは二人の為になるから・・・

扉を開けるだけの
ほんの少しの開放の瞬間だった。

【後編に続く】

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SHORT STORIES『 if... もしも 』scene#10【後編】は近日中に公開予定です。お楽しみに。 
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プロフィール
HN:
ikokoro
性別:
女性
職業:
メンタルセラピスト
趣味:
心理・科学・CG・PC・DNA
自己紹介:
心に何か伝わると嬉しいな。
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