出来事から感じられる大切なメッセージを描いたオリジナル短編小説シリーズ『if... ~もしも~』『Why?』を不定期執筆中。現在Twitter ikokoro & ikokoro_bookを発信中。ミニ短編だよ。(^^;)140以内なの!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
NEW!! もしも未来の自分が現在に存在しているとしたら・・・
もしも過去の想いが現在も存在していたら・・・
どこからともなく訪れるサインは
自分自身へのメッセージだったとしたら・・・
あなたはそのメッセージを受け取ることができるだろうか?
TMOがお届けするこのショートストーリーズ『if ~もしも~』は誰の目の前にも必ず現れる「よりよく生きるためのメッセージ」が様々な年齢、性別、職種の人たちの前に唐突に現れる不思議な瞬間を描いています。
そのメッセージが主人公に届ける『人生の調和』をしっかりと見つめてください。
心穏やかに澄み切った気持ちで…
心穏やかに澄み切った気持ちで…
★ ★
一人の少年が
高層ビルの片隅で地上を眺めては
ため息と共に
恐怖で逃げそうになる心を落ち着かせながら
過去の記憶に永遠の別れを告げようとしていた。
高層ビルの片隅で地上を眺めては
ため息と共に
恐怖で逃げそうになる心を落ち着かせながら
過去の記憶に永遠の別れを告げようとしていた。
同じ時刻…
荒れ狂う広い海を見つめて
女性が涙を流している
心は苦しみに疲れて
体は重く一歩一歩前に進むのがやっと
無意識に近い状態
ここでも自分の人生に別れを告げようとしている。
女性が涙を流している
心は苦しみに疲れて
体は重く一歩一歩前に進むのがやっと
無意識に近い状態
ここでも自分の人生に別れを告げようとしている。
意識を拡げ、そこに向ければ
あちらこちらで消え行く大切な魂を感じる・・・
それだけではない
耳を澄ませば・・・
助けを求める声や
嘆きの想いが生々しく伝わって来る。
あちらこちらで消え行く大切な魂を感じる・・・
それだけではない
耳を澄ませば・・・
助けを求める声や
嘆きの想いが生々しく伝わって来る。
数秒かに一人の魂の光は消えてゆく・・・
世界中で先進国と言われる国ほど
大切な命を自らの手で断つ選択が蔓延っている。
世界のどこかの国では
病気や飢えに苦しみながらも
「もっと生きたい!」と願っている人がいると言うのに・・・
世界中で先進国と言われる国ほど
大切な命を自らの手で断つ選択が蔓延っている。
世界のどこかの国では
病気や飢えに苦しみながらも
「もっと生きたい!」と願っている人がいると言うのに・・・
命を絶とうとする瞬間
彼らは自分の心や想いを誰にも理解されないと思い込み
孤独に包まれ
希望を失い
嘆き悲しみを超え
"暗黒の無"の入り口の前に立ってしまう。
彼らは自分の心や想いを誰にも理解されないと思い込み
孤独に包まれ
希望を失い
嘆き悲しみを超え
"暗黒の無"の入り口の前に立ってしまう。
しかし…
その苦しみや悲しみを受け取り
目には見えない力がどこかで働いているとしたら
貴方はどう思うだろう・・・・
少女の名前は恵…
目には見えない力がどこかで働いているとしたら
貴方はどう思うだろう・・・・
少女の名前は恵…
夏の日に夜の暗闇がやって来るのは遅い
6時過ぎだと言うのに外は明るいからついつい寄り道してしまう
でも今日は違っていた。
バイト帰りの恵は今日に限ってまっすぐ家に戻っていた。
疲れているわけでもなく
なんとなく
そして、視線をさまよわせるように窓の外を見つめていた
6時過ぎだと言うのに外は明るいからついつい寄り道してしまう
でも今日は違っていた。
バイト帰りの恵は今日に限ってまっすぐ家に戻っていた。
疲れているわけでもなく
なんとなく
そして、視線をさまよわせるように窓の外を見つめていた
小鳥の影がが窓の外を横切って横断していった。
そんな瞬間
「ふっと」部屋の窓から隣のビルの屋上に目がいってしまった。
あら?
はっきりは見えないけど、珍しくビルの屋上に人影が見える。
「ふっと」部屋の窓から隣のビルの屋上に目がいってしまった。
あら?
はっきりは見えないけど、珍しくビルの屋上に人影が見える。
恵の部屋は13階
そこよりももう少し高いビルの屋上の角に立っている少年が見える。
なんだか気になるけど
気になっても仕方が無い
意識を他へ向ける
それでも気になる。
ついついそのシルエットを見つめてしまう。
そこよりももう少し高いビルの屋上の角に立っている少年が見える。
なんだか気になるけど
気になっても仕方が無い
意識を他へ向ける
それでも気になる。
ついついそのシルエットを見つめてしまう。
夕日は沈み、どんどんと夏の空を暗くし始めていた。
すると窓のそばの風鈴が優しく鳴り出した。
恵はその音のする風鈴へ目をやる
その隣にはビルの片隅に立つ少年の影
部屋で腰を下ろして風鈴を見上げるその角度の向こうに
その少年の姿が・・・
すると窓のそばの風鈴が優しく鳴り出した。
恵はその音のする風鈴へ目をやる
その隣にはビルの片隅に立つ少年の影
部屋で腰を下ろして風鈴を見上げるその角度の向こうに
その少年の姿が・・・
気にしなければ気にならない
気になってしまえば仕方が無い問題
「なぜいつまでもそこにいるんだろう?」
気がつけば恵は気になってしまっていた。
偶然目にしてしまったことで・・・
気になってしまえば仕方が無い問題
「なぜいつまでもそこにいるんだろう?」
気がつけば恵は気になってしまっていた。
偶然目にしてしまったことで・・・
そして丁度同じ頃、浜辺では・・・・
その偶然がここでも誰かに起ころうとしていた。
次から次に涙が頬を濡らしつたってゆく
絶望の中で重い足を引きずりながら波が来るほうへ向うと
海水は正子のひざまでぬらしていた。
夏の太陽は静かに沈みはじめ空はオレンジ色で染まっていた。
ここは海水浴禁止区域なので人はいない。
両サイドに大きな岩場があり誰の視線も届かないし
車を止められる場所すらない
正子は、海水浴場から歩いてやっと人気の無い場所を見つけ
ここを人生の終わりの場所に決めたのだった。
波の音しか聞こえない。
このまま
静かに
海の泡になって… 私は
夕暮れもどんどん深まり
さっきまで青く透き通っていた海は暗くなっていった。
このまま
静かに
海の泡になって… 私は
夕暮れもどんどん深まり
さっきまで青く透き通っていた海は暗くなっていった。
その時だった。
「痛い!」
足に激痛が走った。
放心状態だった心はその瞬間目が覚めたようだった。
我に返るとはこんなことなのか?
足に激痛が走った。
放心状態だった心はその瞬間目が覚めたようだった。
我に返るとはこんなことなのか?
気がつけば暗闇の中ではなく目の前には月が・・・
満月とはいえないけど少しかけた月がこちらを見つめていた。
目の前に月があり
水面にももうひとつ月があった。
それにしても、水面に月を映しだすこの海は
さっきからゆっくり沖に向かって進んでいるのになぜ深くならないのか?
痛みで我に返った時に、そんなことに気がついた。
何?
後ろを振り返ると・・・海岸から相当距離は離れている
え?
なんなの?
そう!引き潮で海水は離れていっていたのだった
足の痛みはジンジンとして
大自然はこんなちっぽけの私の死を邪魔する。
なんだか自分の終わりを邪魔をする相手が自然だと認めたら
笑えて
馬鹿らしくなってしまった。
波の音と共に・・・
声を出して笑っている恵
左の岩陰から声が・・・
「何してるの?」
声が聞こえる事すら現実的過ぎて
驚いて声を出してしまった。
「え?」
「いつからそこにいたの?」
「ずっと…」
その声は少年のようだった。
声に無邪気さが感じられる。
「いつからそこにいたの?」
「ずっと…」
その声は少年のようだった。
声に無邪気さが感じられる。
「ずっとって…見てたの?」
我に返ると、非常識な姿を見られた恥ずかしさが蘇る。
「そうだよ!何してるのかな?って・・・」
その声の主は月明かりでも輪郭だけでみえなかった。
きっと相手にもこちらが見えないのかもしれない。
恵は、そう思ってほっとしていた。
我に返ると、非常識な姿を見られた恥ずかしさが蘇る。
「そうだよ!何してるのかな?って・・・」
その声の主は月明かりでも輪郭だけでみえなかった。
きっと相手にもこちらが見えないのかもしれない。
恵は、そう思ってほっとしていた。
そんなぎこちない会話のうちにも
引き潮はさらにどんどんと逃げるように遠くへゆく・・・
足元は岩場で海水浴は出来ないけどここは浅瀬だった。
その少年の無邪気な言葉は
なんだか今の自分を馬鹿らしく感じさせた。
なんだか今の自分を馬鹿らしく感じさせた。
足の痛みで意識が覚醒して
知らない誰かに「何してるのか?」問われ
上からと下から・・・
まるで「貴方を知っているよ!」と語っているかのような
二つの月にみつめられ・・・
ふいに、少年はこう話しはじめた。
「もうじきだよ!」
「もうじきだよ!」
え???恵みは何のことか?さっぱりで・・・
その時だった。
その時だった。
ヒュー ドーン!!
視界の右の片隅で、突然大きな花火が打ちあがった。
腰まで来ていた波は月明かりだけではなく
花火の光にも覆われていた。
空を見上げると美しい花火は今までの苦しみが涙となって頬を伝い
涙は海水に落ちて花火は過去の出来事を美しさで消し去っていった。
美しいと感じたとき
何故だか心の絶望感は消え
身体は知らず知らずのうちに海岸に向かい始めていた
花火の光にも覆われていた。
空を見上げると美しい花火は今までの苦しみが涙となって頬を伝い
涙は海水に落ちて花火は過去の出来事を美しさで消し去っていった。
美しいと感じたとき
何故だか心の絶望感は消え
身体は知らず知らずのうちに海岸に向かい始めていた
岩場に向かい、よじ登って少年を探してみたけど
そこには誰もいなかった。
「隠れているんでしょ!」
と声をかけても波の音しか返事はなかった。
そこには誰もいなかった。
「隠れているんでしょ!」
と声をかけても波の音しか返事はなかった。
まだ続いている花火の光が
足もとの岩場に落ちている
小さなブルーのゴーグルを浮かび上がらせた
そのゴーグルを手にすると
裏にローマ字で"YUYA"と書かれていた
何かわからないけど
孤独感で一杯だった気持ちは消えうせていた。
大自然が味方になってくれたのか?
その少年の声のおかげなのか?
わからない。
そんなことはどうでもいい
人生をやり直そうという気持ちも新たに
未来ビジョンははじまっていった。
まずは濡れたままのこの洋服をどうするか? から・・・
人生をやり直そうという気持ちも新たに
未来ビジョンははじまっていった。
まずは濡れたままのこの洋服をどうするか? から・・・
同じ時間が流れている、ビルが建ち並ぶ街中では・・・・恵が

多くの人にTMOの声が届くようにブログランキングに参加しています。
ランキングが上がることで、このブログが一人でも多くの人の目について、
言葉を遠くに運んでくれますように…クリックでご協力をお願いします。
多くの人にTMOの声が届くようにブログランキングに参加しています。ランキングが上がることで、このブログが一人でも多くの人の目について、
言葉を遠くに運んでくれますように…クリックでご協力をお願いします。
| SHORT STORIES『 if... もしも 』scene#9「生きる意味を想像する…(後編)」 は8月中旬に公開予定です。お楽しみに。 |
PR
プロフィール
HN:
ikokoro
性別:
女性
職業:
メンタルセラピスト
趣味:
心理・科学・CG・PC・DNA
自己紹介:
心に何か伝わると嬉しいな。
■ Twitter 発信中!
ikokoro 心に何か伝わるメッセージを発信。
ikokoro_book 140文字以内1シーン物語も発信中。
■ 最新ナンバー
(06/25)
(06/25)
(06/29)
(06/29)
(05/30)
(05/30)
(05/30)
(02/05)
(02/04)
(01/29)
(01/28)
(11/08)
(09/17)
(08/31)
(08/27)
(08/14)
(08/01)
(07/15)
(07/01)
(06/15)
(06/01)
(05/20)
(10/22)
(08/27)
(08/21)
■ 最古記事
(04/15)
(04/28)
(05/08)
(05/24)
(06/05)
(06/13)
(07/27)
(07/30)
(08/01)
(08/08)
(08/17)
(08/21)
(08/27)
(10/22)
(05/20)
(06/01)
(06/15)
(07/01)
(07/15)
(08/01)
(08/14)
(08/27)
(08/31)
(09/17)
(11/08)
♪ BGM
アクセス解析