出来事から感じられる大切なメッセージを描いたオリジナル短編小説シリーズ『if... ~もしも~』『Why?』を不定期執筆中。現在Twitter ikokoro & ikokoro_bookを発信中。ミニ短編だよ。(^^;)140以内なの!
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僕はゆっくりと『魔法辞典』の表紙をひらいた。
その本はページの端のほうが茶色く黄ばんでいる。
年代を感じさせる古い本だった。
裏の表紙をめくって
いつ出版されたのかを確認してみた。
作者も気になった。
しかしそこにあるのは
直筆メッセージだけだった。
そこにはこう書かれていた。
「人生は自由で素晴らしい。
しかし求め探求しなければ鎖に縛られてしまうだろう。」
その時の僕には
その意味はさっぱりでわからなかった。
人生という言葉の意味さえわからないのだから・・・
そのメッセージの下には
『手にしたあなたへ…』と書かれている。
僕?
ま~そんな事はどうでもいい
早速表紙から1ページをめくる。
「ようこそ!この魔法辞典の持ち主の君へ」
僕にこの本は語りかけていた。
次にこのような事が書かれていた。
「この本との出会いを忘れないでください。」
「きっといつの日か貴方はこの本との出会いを思い返す時が訪れるだろうから…」
いきなりの本からの
お願い事に少しだけ僕は驚いていた。
語りかけてくる本なんだな~と
子供だった僕は不思議と
素直にその日のこの本との出会いを回想していた。
目を木箱に向けると
すべての出来事が鮮明に思い出された。
おじいさんの笑顔と
「まいどあり~」の声も鮮明だった。
その瞬間に何の意味があると言うのだろう。
僕は何かを期待していたのかもしれない。
ドキドキわくわくしていた。
古本屋のおじいさんが
木箱に入れた瞬間も僕の心は
いつもと違う何かを感じていた。
いつもと違う。。。
いつもとは何だろう?
学校と塾の時間?
実は学校の友達との過ごし方にも
ドキドキした感覚は消えていた。
新しい発見も
謎も無いまま毎日を過ごしていた。
数時間前のこの本との出会いを思い出すだけで
心がゆれるのを感じている僕がいた。
2ページ目を開こうとした瞬間
「ご飯が出来たから早くべなさい!」とイライラした
お母さんの声が聞こえてきた。
僕は、慌ててt魔法の辞典を閉じ木箱に入れたていた。
なぜか僕は、その木箱を
机の引き出しの奥にしまい込んでいた。
なぜ隠すのか?
そんな衝動的な行動もおかしかった。
無意識に秘密にする行為。
僕は”魔法”と言う言葉に
今思えば魅了されていたのかもしれない。
魔法とは…
「人間の力ではなしえない不思議なことを行う術。魔術。妖術(ようじゅつ)。」
そんな事を
食事中考えながら口を動かしていた。
今まで自分が何も考えることなく
食べていた事にも気がついた。
他の事は考えていなかった。
気にしていたのはお母さんの様子ばかり。
お父さんは帰りが遅いから
ほとんどは僕と妹とお母さんの3人で食事だった。
しかし今日は違っていた。
本の言葉が気になって
本との出会いを回想していた。
「ご馳走様!おいしかった!」と
言葉にして
階段を駆け上がり
2階の自分の部屋に飛び込んでいった。
机の引き出しを手前に引くと
木箱が僕の目の前に登場した。
次は何が書かれているのだろう。
とても気になる。
僕の心のワクワクが再び始まっていた。
・・・つづく
その本はページの端のほうが茶色く黄ばんでいる。
年代を感じさせる古い本だった。
裏の表紙をめくって
いつ出版されたのかを確認してみた。
作者も気になった。
しかしそこにあるのは
直筆メッセージだけだった。
そこにはこう書かれていた。
「人生は自由で素晴らしい。
しかし求め探求しなければ鎖に縛られてしまうだろう。」
その時の僕には
その意味はさっぱりでわからなかった。
人生という言葉の意味さえわからないのだから・・・
そのメッセージの下には
『手にしたあなたへ…』と書かれている。
僕?
ま~そんな事はどうでもいい
早速表紙から1ページをめくる。
「ようこそ!この魔法辞典の持ち主の君へ」
僕にこの本は語りかけていた。
次にこのような事が書かれていた。
「この本との出会いを忘れないでください。」
「きっといつの日か貴方はこの本との出会いを思い返す時が訪れるだろうから…」
いきなりの本からの
お願い事に少しだけ僕は驚いていた。
語りかけてくる本なんだな~と
子供だった僕は不思議と
素直にその日のこの本との出会いを回想していた。
目を木箱に向けると
すべての出来事が鮮明に思い出された。
おじいさんの笑顔と
「まいどあり~」の声も鮮明だった。
その瞬間に何の意味があると言うのだろう。
僕は何かを期待していたのかもしれない。
ドキドキわくわくしていた。
古本屋のおじいさんが
木箱に入れた瞬間も僕の心は
いつもと違う何かを感じていた。
いつもと違う。。。
いつもとは何だろう?
学校と塾の時間?
実は学校の友達との過ごし方にも
ドキドキした感覚は消えていた。
新しい発見も
謎も無いまま毎日を過ごしていた。
数時間前のこの本との出会いを思い出すだけで
心がゆれるのを感じている僕がいた。
2ページ目を開こうとした瞬間
「ご飯が出来たから早くべなさい!」とイライラした
お母さんの声が聞こえてきた。
僕は、慌ててt魔法の辞典を閉じ木箱に入れたていた。
なぜか僕は、その木箱を
机の引き出しの奥にしまい込んでいた。
なぜ隠すのか?
そんな衝動的な行動もおかしかった。
無意識に秘密にする行為。
僕は”魔法”と言う言葉に
今思えば魅了されていたのかもしれない。
魔法とは…
「人間の力ではなしえない不思議なことを行う術。魔術。妖術(ようじゅつ)。」
そんな事を
食事中考えながら口を動かしていた。
今まで自分が何も考えることなく
食べていた事にも気がついた。
他の事は考えていなかった。
気にしていたのはお母さんの様子ばかり。
お父さんは帰りが遅いから
ほとんどは僕と妹とお母さんの3人で食事だった。
しかし今日は違っていた。
本の言葉が気になって
本との出会いを回想していた。
「ご馳走様!おいしかった!」と
言葉にして
階段を駆け上がり
2階の自分の部屋に飛び込んでいった。
机の引き出しを手前に引くと
木箱が僕の目の前に登場した。
次は何が書かれているのだろう。
とても気になる。
僕の心のワクワクが再び始まっていた。
・・・つづく
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プロフィール
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ikokoro
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女性
職業:
メンタルセラピスト
趣味:
心理・科学・CG・PC・DNA
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