出来事から感じられる大切なメッセージを描いたオリジナル短編小説シリーズ『if... ~もしも~』『Why?』を不定期執筆中。現在Twitter ikokoro & ikokoro_bookを発信中。ミニ短編だよ。(^^;)140以内なの!
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もしも未来の自分が現在に存在しているとしたら・・・
もしも過去の想いが現在も存在していたら・・・
どこからともなく訪れるサインは
自分自身へのメッセージだったとしたら・・・
あなたはそのメッセージを受け取ることができるだろうか?
TMOがお届けするこのショートストーリーズ『if ~もしも~』は誰の目の前にも必ず現れる「よりよく生きるためのメッセージ」が様々な年齢、性別、職種の人たちの前に唐突に現れる不思議な瞬間を描いています。
そのメッセージが主人公に届ける『人生の調和』をしっかりと見つめてください。
心穏やかに澄み切った気持ちで…
★ ★
心穏やかに澄み切った気持ちで…
★ ★
暗闇の世界から今まさに目を覚まそうとしているのは
数日前救急車で、この救急病院に運ばれてきた男性"山田 豊"32歳会社員
3日前に意識不明の状態でここに搬送された彼。
会社で突然倒れ、その意識は眠り続けていた。
その身体は、真っ白な部屋の真っ白なベットに横になったまま
隣には心配そうな妻が
2人の子供を両親に預けて付き添っていた。
指先が動いたかと思った瞬間
豊は意識を取り戻し、目を覚ました。
3日ぶりの目覚めとも知らず・・・
身体が思うように動かない
そして、ここはどこなのか?
何故ここにいるのか?
そんなことさえ把握できないままの目覚め
驚いたのは本人だった
重い身体と酷い頭痛
上手く働いていない平衡感覚も
彼の気分を更に悪くさせていた
現実が把握できない
その苦しみから逃げるように
彼の意識は再び遠のいて行く。
暗黒の世界 目には見えない無の世界へ・・・
耳元では女性の声
妻が驚いてナースコールする声を尻目に
意識は再びどんどん静かに遠のいていった。
どれくらいの時間が過ぎたのだろう?
次に再び目が醒めた時
頭にすがり付いていた痛みは若干薄らいでいた。
目の前では
喜んでいる妻の姿と、驚いて様子をうかがう担当医らしき人
そして看護婦数人が自分を取り囲んでいた
いきなり
「気分はどうですか?」と聞かれ
頭の重さと体の感覚のおかしさなどをたどたどしい言葉で伝えていた
「あなたの名前は?」と言う質問に戸惑いつつも
思い出と共に頭に浮かんだ名前をそのまま言葉にしていたが…
自分が誰であったかという記憶を辿っている自分が、あまりにも不思議だった。
医師は『過労』という診断を告げた
倒れた拍子にオフィスの床で頭を強く打ち、
そのまま意識不明の状態が3日間続いて
意識が戻るかどうか、楽観できない状態だったと後から聞いて
「死」と言う言葉や
植物人間の自分の姿を連想した瞬間
心が凍りついたのを感じていた
それからも数日間は思うように身体は動かせなかった
懐かしくも感じられる健康のありがたさも同時に感じていた
元気な時は感謝など一切無いのに・・・
失って分かる健康の素晴らしさでもあった。
たただだ白い部屋の白いベットに横になったまま
白い天井を見上げては
壁の塗装の亀裂を追う時間…
常に活動的に生き
休日も何かと用事を作っては飛び回っている性格の豊には苦痛でもあった。
自分を過去を見つめなおすなんて…
ましてや
ベットに横になっている自分の姿など想像もしていなかった
思考は流れ流れて… 流れ着いたのは
倒れる日の記憶だった
その日はいつものように
朝食を済ませて
いつものように通勤電車に乗り
その日に限って座席が空いていた事などを思い出していた
椅子に座って会社まで吊り広告を眺めていた瞬間を思い出して
いつもは吊り広告なんて目に入らないのに・・・
そこには"健康づくり"と言う広告があったのを思い出していた
なぜ目に飛び込んできたのだろう
なぜその日はそこを見上げていたのだろう?
その日の様相がいつもと違っていたという記憶が溢れ出した
あれは不思議な日だったんだ…
会社に出社すると
いつも声をかけない人から挨拶をされた
物静かな人や苦手な人から挨拶をされて
戸惑いながらも、なんだか穏やかな気分になれた日でもあったのに
それから
しばらく業務をこなしていると
軽い頭痛がはじまり
いつもの事だと気にしないようにして…
昼食を済ませた後の会社へ向かう時
こんな都会で耳にするはずのない、
空を舞う鳥の羽ばたく音が生々しくすぐ傍で聞こえたような気がして
振り返ってみると
遥か遠くで鳩が飛び立って行く姿が見えた。
大空へ・・・
その見上げた空には大きな広い青い空が広がっていて
その瞬間に感じた
開放的な気分が今蘇って来る。
そのまま急いで会社に戻り
いつもの仕事をこなしていて・・・・
次の瞬間
気がついた時はこの白いベッドの上だった。
意識が戻ってきた時の心の衝撃は今でも忘れはしない
ここはどこなのだろう?
私は誰なのか?
何をしているのか?
何をすべきなのか?
戸惑いばかりの中
いつのまにか自分の人生を振り返っていた。
自分には大切な家族があった事
家族の顔が走馬灯のように蘇って
断片的な記憶を修復しているようだった
そして仕事をしている自分の姿
その会社に入る前の気持ちとそれからの変化
今の居場所までを客観的に見つめられた
それなりの地位があり満足している仕事である
過去を振り返る事すら忘れて
忙しくしている自分が滑稽にも見えた
気がつけばベットで横になりながら
何がいけなかったのだと過去を振り返っている自分。
不健康とは気持ちが落ち込んでしまうものだからなのかもしれないが
気がつけば何かのせいにしたくて
何故なのか?何故こうなるのか?私が・・・と
悲劇のヒロインのような気持ちにさえなりつつ
自然と客観的に"生きる事"を見つめていた
目がさめてしばらくは
精密検査が続いた
それと同時にいろいろな人がお見舞いに駆けつけてくれた。
関わっていた人たちが心配そうに見つめながら
自分の回復を笑顔で喜んでくれていた。
それと同時に過去の自分の人間関係も
なぜだか鮮明に見え感じ取れるようになっていた
それが
本心から心配してお見舞いに駆けつけた人なのか?
そうじゃなく仕方なく駆けつけた人なのか?
いつもと同じように接していても
自分の心の何処かで相手の心の真実が見えた
不思議な感覚…
客観的に自分を見つめられる視点は
人生のやり直しに必要だからなのかもしれない
もしも目がさめなかったら・・・
自分は何の為に生まれてきたのだろう?
そのまま闇の世界で終わっていたら・・・
生きる理由
生きる事の大切さ
人は生まれてそしていつか死ぬ
来た場所へ戻るとさえ言われているが・・・
なぜ
ここに
なぜ生まれてきたのだろうか?
何の為に・・・
そんな疑問が唐突にわきあがり
そのまま思考は流れていった。
病院側は
まだ数日様子を見たいということで
3日後の退院を許可した。
入院して10日ほどになる。
頭を打ったからなのか?
時々偏頭痛が起きた
担当医はMRIでも異常が無いと笑顔で答えていたが・・・
天気が悪い時の気圧の問題なども影響があるかもしれないと言われた
その偏頭痛は
今までに無い不思議なものだった。
そして、眠りについては不思議な夢を見た。
今までは夢など覚えていなかったのに
眠る事が多いからなのか?
肉体的には元気だからなのか?
夢を覚えている事が多かった。
その夢の多くは
自分自身が子供だったときの様子だった。
4・5歳の頃から
7歳くらいまでの自分自身の姿である
無邪気に遊ぶ自分自身
夢中になって何かと戯れる姿だった
今の自分にも無邪気さは多少残っていた
忙しくする事と共に興味のある事にはチャレンジしていた
夢の続きはまだあった。
子供の時のその少年は
夢中になると時間がわからなくなるほど
その物事に没頭していた
興奮して眠れない事も・・・
家に帰る事も忘れるほど暗くなるまで・・・
冬の寒さも気にならないほど・・・
家で待つ心配する家族の事なども・・・
すっかり忘れるほどだった。
それほど・・・
その時、今と同じ一面を垣間見ていた。
無邪気さ
探求心の気持ちは
大人になっても
家族の事を忘れて
体力・睡眠の事など限界を忘れて・・・
息抜きをする事すら忘れ
忙しくしている毎日に
今回のような結末はまるで
子供の頃、夢中になり過ぎて高熱を出す前の自分の姿そのもだった
今回の倒れてしまった意味は
不運でも突然のアクシデントでもなく
自己責任の結末
自分を大切にしなかった結果でもあった。
忙しくしている事を美学と思う自分自身のあまりに
悲しむ家族の事
限界がある体力の事などを感じて恥ずかしくなった
「俺は何をしているんだろう?」
楽しい事
夢中になることの限界をこんな形でしか見つめられない自分を恥ずかしくも感じていた。
今でも忘れられない
妻の目覚めた時の喜びの声が・・・
様子が・・・
一つ間違えれば悲しませてしまう結末がそこに・・・
入院・・・
誰かが自分を見つめる為に与えてくれた時間なのではないかと
残りの3日間を優しく自分の過去を振り返る時間に費やす事にした
今の現状をありのまま受け入れる事
それは自分を大切にする事
出来事の問題を何かのせいにするのではなく
自分で認め受け入れて、初めてどう生きるねきなのかが分かのかもしれないと
屋上から街の様子を見下ろしながら
いつもと変わらない街並みは
夕日がまぶしくいつもより輝いて見えた。
心の変化は、深呼吸する空気も新鮮に美味しく感させてくれるものだと
初めて生きる喜びを満喫している自分が愛おしく思えた。
そこへ
救急車の音が遠くから近づいてくる
ここへそうやって自分自身も運ばれてきたんだな…と思った瞬間
豊の気持ちにははっきりと結論めいたビジョンが見えた。
そして、自分が倒れてからここ数日の出来事や過去への記憶の旅が
自分の人生を左右する重要なメッセージであったことに気がつき始めていた。
もう2度と暗闇の世界には返りたくない
この美しい夕焼けの世界で
もう少し生きていきたい
生きて行こうと何か希望のようなものを感じながら
もう一度新鮮な空気を感じたくて、深く深く呼吸をした。
人は"何か"を失いかけて
"何か"を感じ手に入れることが出来る
その"何か"を上手く受け入れられないと
同じことが延々繰り返される
誰かのせいではなく
再び 同じ"何か"が起きない為に
"何か"を感じる時間
そう・・・
それは
当然のようにあるものへの感謝なのかもしれません。
数日前救急車で、この救急病院に運ばれてきた男性"山田 豊"32歳会社員
3日前に意識不明の状態でここに搬送された彼。
会社で突然倒れ、その意識は眠り続けていた。
その身体は、真っ白な部屋の真っ白なベットに横になったまま
隣には心配そうな妻が
2人の子供を両親に預けて付き添っていた。
指先が動いたかと思った瞬間
豊は意識を取り戻し、目を覚ました。
3日ぶりの目覚めとも知らず・・・
身体が思うように動かない
そして、ここはどこなのか?
何故ここにいるのか?
そんなことさえ把握できないままの目覚め
驚いたのは本人だった
重い身体と酷い頭痛
上手く働いていない平衡感覚も
彼の気分を更に悪くさせていた
現実が把握できない
その苦しみから逃げるように
彼の意識は再び遠のいて行く。
暗黒の世界 目には見えない無の世界へ・・・
耳元では女性の声
妻が驚いてナースコールする声を尻目に
意識は再びどんどん静かに遠のいていった。
どれくらいの時間が過ぎたのだろう?
次に再び目が醒めた時
頭にすがり付いていた痛みは若干薄らいでいた。
目の前では
喜んでいる妻の姿と、驚いて様子をうかがう担当医らしき人
そして看護婦数人が自分を取り囲んでいた
いきなり
「気分はどうですか?」と聞かれ
頭の重さと体の感覚のおかしさなどをたどたどしい言葉で伝えていた
「あなたの名前は?」と言う質問に戸惑いつつも
思い出と共に頭に浮かんだ名前をそのまま言葉にしていたが…
自分が誰であったかという記憶を辿っている自分が、あまりにも不思議だった。
医師は『過労』という診断を告げた
倒れた拍子にオフィスの床で頭を強く打ち、
そのまま意識不明の状態が3日間続いて
意識が戻るかどうか、楽観できない状態だったと後から聞いて
「死」と言う言葉や
植物人間の自分の姿を連想した瞬間
心が凍りついたのを感じていた
それからも数日間は思うように身体は動かせなかった
懐かしくも感じられる健康のありがたさも同時に感じていた
元気な時は感謝など一切無いのに・・・
失って分かる健康の素晴らしさでもあった。
たただだ白い部屋の白いベットに横になったまま
白い天井を見上げては
壁の塗装の亀裂を追う時間…
常に活動的に生き
休日も何かと用事を作っては飛び回っている性格の豊には苦痛でもあった。
自分を過去を見つめなおすなんて…
ましてや
ベットに横になっている自分の姿など想像もしていなかった
思考は流れ流れて… 流れ着いたのは
倒れる日の記憶だった
その日はいつものように
朝食を済ませて
いつものように通勤電車に乗り
その日に限って座席が空いていた事などを思い出していた
椅子に座って会社まで吊り広告を眺めていた瞬間を思い出して
いつもは吊り広告なんて目に入らないのに・・・
そこには"健康づくり"と言う広告があったのを思い出していた
なぜ目に飛び込んできたのだろう
なぜその日はそこを見上げていたのだろう?
その日の様相がいつもと違っていたという記憶が溢れ出した
あれは不思議な日だったんだ…
会社に出社すると
いつも声をかけない人から挨拶をされた
物静かな人や苦手な人から挨拶をされて
戸惑いながらも、なんだか穏やかな気分になれた日でもあったのに
それから
しばらく業務をこなしていると
軽い頭痛がはじまり
いつもの事だと気にしないようにして…
昼食を済ませた後の会社へ向かう時
こんな都会で耳にするはずのない、
空を舞う鳥の羽ばたく音が生々しくすぐ傍で聞こえたような気がして
振り返ってみると
遥か遠くで鳩が飛び立って行く姿が見えた。
大空へ・・・
その見上げた空には大きな広い青い空が広がっていて
その瞬間に感じた
開放的な気分が今蘇って来る。
そのまま急いで会社に戻り
いつもの仕事をこなしていて・・・・
次の瞬間
気がついた時はこの白いベッドの上だった。
意識が戻ってきた時の心の衝撃は今でも忘れはしない
ここはどこなのだろう?
私は誰なのか?
何をしているのか?
何をすべきなのか?
戸惑いばかりの中
いつのまにか自分の人生を振り返っていた。
自分には大切な家族があった事
家族の顔が走馬灯のように蘇って
断片的な記憶を修復しているようだった
そして仕事をしている自分の姿
その会社に入る前の気持ちとそれからの変化
今の居場所までを客観的に見つめられた
それなりの地位があり満足している仕事である
過去を振り返る事すら忘れて
忙しくしている自分が滑稽にも見えた
気がつけばベットで横になりながら
何がいけなかったのだと過去を振り返っている自分。
不健康とは気持ちが落ち込んでしまうものだからなのかもしれないが
気がつけば何かのせいにしたくて
何故なのか?何故こうなるのか?私が・・・と
悲劇のヒロインのような気持ちにさえなりつつ
自然と客観的に"生きる事"を見つめていた
目がさめてしばらくは
精密検査が続いた
それと同時にいろいろな人がお見舞いに駆けつけてくれた。
関わっていた人たちが心配そうに見つめながら
自分の回復を笑顔で喜んでくれていた。
それと同時に過去の自分の人間関係も
なぜだか鮮明に見え感じ取れるようになっていた
それが
本心から心配してお見舞いに駆けつけた人なのか?
そうじゃなく仕方なく駆けつけた人なのか?
いつもと同じように接していても
自分の心の何処かで相手の心の真実が見えた
不思議な感覚…
客観的に自分を見つめられる視点は
人生のやり直しに必要だからなのかもしれない
もしも目がさめなかったら・・・
自分は何の為に生まれてきたのだろう?
そのまま闇の世界で終わっていたら・・・
生きる理由
生きる事の大切さ
人は生まれてそしていつか死ぬ
来た場所へ戻るとさえ言われているが・・・
なぜ
ここに
なぜ生まれてきたのだろうか?
何の為に・・・
そんな疑問が唐突にわきあがり
そのまま思考は流れていった。
病院側は
まだ数日様子を見たいということで
3日後の退院を許可した。
入院して10日ほどになる。
頭を打ったからなのか?
時々偏頭痛が起きた
担当医はMRIでも異常が無いと笑顔で答えていたが・・・
天気が悪い時の気圧の問題なども影響があるかもしれないと言われた
その偏頭痛は
今までに無い不思議なものだった。
そして、眠りについては不思議な夢を見た。
今までは夢など覚えていなかったのに
眠る事が多いからなのか?
肉体的には元気だからなのか?
夢を覚えている事が多かった。
その夢の多くは
自分自身が子供だったときの様子だった。
4・5歳の頃から
7歳くらいまでの自分自身の姿である
無邪気に遊ぶ自分自身
夢中になって何かと戯れる姿だった
今の自分にも無邪気さは多少残っていた
忙しくする事と共に興味のある事にはチャレンジしていた
夢の続きはまだあった。
子供の時のその少年は
夢中になると時間がわからなくなるほど
その物事に没頭していた
興奮して眠れない事も・・・
家に帰る事も忘れるほど暗くなるまで・・・
冬の寒さも気にならないほど・・・
家で待つ心配する家族の事なども・・・
すっかり忘れるほどだった。
それほど・・・
その時、今と同じ一面を垣間見ていた。
無邪気さ
探求心の気持ちは
大人になっても
家族の事を忘れて
体力・睡眠の事など限界を忘れて・・・
息抜きをする事すら忘れ
忙しくしている毎日に
今回のような結末はまるで
子供の頃、夢中になり過ぎて高熱を出す前の自分の姿そのもだった
今回の倒れてしまった意味は
不運でも突然のアクシデントでもなく
自己責任の結末
自分を大切にしなかった結果でもあった。
忙しくしている事を美学と思う自分自身のあまりに
悲しむ家族の事
限界がある体力の事などを感じて恥ずかしくなった
「俺は何をしているんだろう?」
楽しい事
夢中になることの限界をこんな形でしか見つめられない自分を恥ずかしくも感じていた。
今でも忘れられない
妻の目覚めた時の喜びの声が・・・
様子が・・・
一つ間違えれば悲しませてしまう結末がそこに・・・
入院・・・
誰かが自分を見つめる為に与えてくれた時間なのではないかと
残りの3日間を優しく自分の過去を振り返る時間に費やす事にした
今の現状をありのまま受け入れる事
それは自分を大切にする事
出来事の問題を何かのせいにするのではなく
自分で認め受け入れて、初めてどう生きるねきなのかが分かのかもしれないと
屋上から街の様子を見下ろしながら
いつもと変わらない街並みは
夕日がまぶしくいつもより輝いて見えた。
心の変化は、深呼吸する空気も新鮮に美味しく感させてくれるものだと
初めて生きる喜びを満喫している自分が愛おしく思えた。
そこへ
救急車の音が遠くから近づいてくる
ここへそうやって自分自身も運ばれてきたんだな…と思った瞬間
豊の気持ちにははっきりと結論めいたビジョンが見えた。
そして、自分が倒れてからここ数日の出来事や過去への記憶の旅が
自分の人生を左右する重要なメッセージであったことに気がつき始めていた。
もう2度と暗闇の世界には返りたくない
この美しい夕焼けの世界で
もう少し生きていきたい
生きて行こうと何か希望のようなものを感じながら
もう一度新鮮な空気を感じたくて、深く深く呼吸をした。

人は"何か"を失いかけて
"何か"を感じ手に入れることが出来る
その"何か"を上手く受け入れられないと
同じことが延々繰り返される
誰かのせいではなく
再び 同じ"何か"が起きない為に
"何か"を感じる時間
そう・・・
それは
当然のようにあるものへの感謝なのかもしれません。
| SHORT STORIES『 if... もしも 』scene#2 命 は4月下旬に公開予定です。お楽しみに。 |
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プロフィール
HN:
ikokoro
性別:
女性
職業:
メンタルセラピスト
趣味:
心理・科学・CG・PC・DNA
自己紹介:
心に何か伝わると嬉しいな。
■ Twitter 発信中!
ikokoro 心に何か伝わるメッセージを発信。
ikokoro_book 140文字以内1シーン物語も発信中。
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